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松戸ケナフの会   

 平成11年からスタートした松戸ケナフの会は、すでに30を超える小学校でボランティア活動を続けています。来月4月の新学期から、希望する小学校へ出向いて総合学習を支援する活動として、ケナフの栽培から収穫、パルプ作りの指導から紙すき教室で作品を仕上げるまで一緒になって行うことになっている。
 「ケナフを育てて自然を愛する心を養い、紙を作る方法を通じて資源の大切さを学び、地球温暖化現象を知り、一貫した環境学習により地球環境に興味をもってもらいたい」と、小学校の先生や保護者の方にも、ケナフの会の願いを届けようというものです。
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初心者の方も大丈夫。世界で唯一つの作品作りに一心不乱。
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みなさん、嬉々とした表情がいいですね。
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いまではすっかりケナフにはまっています。学校などで子供たちと一緒にやるのがまた、楽しい。
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ケナフの種から成長した順番にサンプルを観察できる・・・木の皮というか繊維を重曹と一緒に熱して、水を加えて・・・。
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ケナフの紙、1㌧をつくるのに、必要な水の量は・・・1,000㌧。と教えられた。
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今ではなかなか見られなくなったミキサーだが、パルプ繊維を砕くのに必需品。
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 以前から何故かケナフのことが気になって「広報まつど」でこの日のことを知り、馬橋市民センターの料理室に、お邪魔しました。
 腕まくりをして紙漉きに真剣に取り組んで、自分の手で加工して、仕上げはタオルを当ててアイロンの熱で乾燥をしてゆく。あるときは素早く、あるときは慎重にゆっくり、パルプを溶かしてはがきなどの作品作りに真剣なまなざしで取組んでいました。ケナフとのかかわりは、各々さまざまのようですが、自分のセンスを生かした作品に悦に入ったり、お互いに意見を交わしながら、和気藹々とした雰囲気。
 昨夜から冷たい雨が降り続き、冬に逆戻りしたような寒さでしたが、ケナフを使ったオリジナルはがきで手紙をいただいたらきっと、ホンワカとした夢が広がることでしょう。

 ケナフの会では、
小学校での総合学習のボランティア活動に興味のある方を会員募集中という。
 電話FAX 345-3140石川さん。

by iso129 | 2010-03-26 00:48 | 松戸あれこれ

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