再議決は、増税そのもの   

 暫定税率について、福田首相は、衆議院で再議決して税率を元に戻すと言う決意を示した。が、そんなに簡単なことではない。
 揮発油税などガソリン税に上乗せされた道路特定財源の暫定税率が3月末に失効した。4月1日から25円の上乗せ分が減税となったわけだ。
 一時的とはいえ減税を経験した国民にとって、再議決は、増税そのもです。
 道路特定財源は1954年(昭和29年)に誕生し、74年には暫定税率の上乗せが始まった。この制度は、「受益者に負担させる」という政治の知恵で生まれたと言われます。そう、あの田中角栄が創った制度です。その後、長年続くなかで公共事業を求める政治・官僚・業界の中で既得権化し、財政当局・会計検査院も口をはさめない「聖域」として、当然のように期限の延長が繰り返されてきたのでした。
 「「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉元首相でさえ、手を出せなかった大きな変革なんです。
いわゆる55年体制下ではとうてい考えられなかった「ねじれ国会」の効果と言えます。
昨年7月参院選挙で、民主党の掲げる「政治は生活である」のマニュフェストに共感された多くの国民の声であり力です。
 小泉さんと言えば・・・今になって「後期高齢者医療保険制度」について、身内の自民党からもガタガタ言われたりしていますが、「痛みを伴う改革」を掲げた小泉改革のなかで高齢者の「自己責任」の制度として、06年3月国会で「強行採決」されたものです。

 国民の視点に立った政治を取り戻すこと
 いままで日本の発展のために働き続け、戦争体験から平和の尊さを訴え続けてきたお年寄りに対して、いまになってこのような仕打ちは、絶対に許されません。

 「廃止」に向けて闘わなければ。

 今週末の山口県補選の結果は、この国の先の方向を占うことになる。

 そうしたことを無視して、30日再議決をもくろむ政府自民党、国会の動きは、断じて許せない。
 KY風・・・。
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by iso129 | 2008-04-24 16:18 | 政治あれこれ

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