流通経済大学、新松戸ダイエーが並ぶ=写真=その・・
2007年 04月 05日
・・・向かい側、東京三菱UFJ銀行の並びに「葬儀場」の建設が予定されています。
5日午前10時から新松戸4丁目会館で松戸市と町会の話し合いがありました。いきさつは、数日前のこのブログでも触れていますが、日曜日の1日に看板を立てた町会に対して、市役所が話し合いをしたいと、連絡してきたもの。
前日の急な申し入れにもかかわらず、町会長はじめ地元商店主、主婦らが駆けつけました。
まず、松戸市役所 都市整備本部都市緑化担当部 住宅政策課指導調整室長と担当の二人・・・
町会はこのまま建設反対の動きを進めるのかどうか、その意思を確認したい・・・、業者側と話し合いをしたいのであれば、その場を設定する努力をしたい(注釈=住民側は3月10日に話し合いの場を持とうと市に申し入れていたにもかかわらず、8日に事前協議書を承認した)・・・もう一度ご検討いただければ・・・確認申請はおりているので、法律上は問題ない・・・
また、業者が言っていることを代弁して、
・・・説明会はやらない・・・反対運動の中に敵対するクロマク(?)がいるのではないか・・・質問は文書で出して・・・と、代弁する。松戸市役所まで業者を呼んでいるのではなく、市役所側が事業者の本社のある千葉市まで出向いている、とのこと。
参加した住民からは、
川井市長へ陳情した3月28日から今日まで、市役所の担当者は一体何をやっていたのですか・・・業者がつくる「集会所」という誤魔化しをどうして「葬儀場」と見破れなかったのですか・・・反対運動が起こることは、事前に判っていながら、情報公開もしないで密室で進行したのは悪質だ・・・地元への説明もせずに、住民の意思を無視するのもはなはだしい・・・そういう良識が無い会社だと判っていながら、行政の「指導調整室」の姿勢は断じて許せない、この責任をどうとるのか・・・松戸市は業者に馬鹿にされている・・・もはや、4丁目だけの問題ではない。新松戸全体、いや、松戸市のまちづくり、そのものが問われています・・・
★市の担当者と町会住民の”話し合い”は、一時間ほど続きました。一向に埒(らち)があきません。話の成り行きは気にはなるが、用事で中座する方も。途中で、語気が荒くなる場面もありました★
いま松戸市は、日本一のパートナーシップ条例づくりを目指しています(予定していた3月議会への提案が間に合わなかった、という経緯は別に譲りますが)
新松戸駅前の「(通称・・)赤い鳥居」の上部には、「住んでよいまち、訪ねてよいまち・松戸市」の標語が掲げられてあります。
まずは、「情報公開」 そしてお互いに情報を「共有」し、さまざまな意見の違いをのり超えて「共鳴」する方向へと持っていかなければならない、と思います。
「勇気」と「根気」がいる作業です。こうした一連の“情報の3K”こそが、市民と行政の協働には、不可欠です。
松戸市は、「行司役」をつとめという使命があるはずです。
一人一人の市民は、「反対」だけれども、今まで自分ひとりではどうしたらいいのかわからないでいたというのが、実情です。が、こうした市民の意思がまとまると、「渦」になり、大河となります。特に、女性が動き出したから、もう止まりません。 目が離せません。
by iso129 | 2007-04-05 11:09 | 松戸あれこれ