人気ブログランキング | 話題のタグを見る

BDF実験で、ゴミ収集車スタート   

BDF実験で、ゴミ収集車スタート_d0009828_11104021.jpg

〓いそざき吉弘 松戸市の産官連携

 地球温暖化防止対策として、使用済みてんぷら油を回収して、バイオディーゼル燃料(BDF)に精製し、再生・活用する社会事業をことし4月から始める。
 松戸テクノプラザが開発したBDF製造装置が、市役所玄関まえにお披露目されて、市長はじめ関係者がスイッチを入れた。
もったいない運動と食育を推進する松戸市・・・市役所玄関前の庭は、数年前から季節の花壇から完全無農薬野菜のキッチンガーデンに変身。白い雪が残る畑には、キャベツやねぎが元気に育っています。
 松戸市内で排出される廃食用油は、推計で年間約125万リットル。これをBDF加工し、その分を燃料として使用する軽油に換算すれば、年間約3200トンの二酸化炭素の削減につながるという。今後一年間の社会実験を経て、廃油回収や品質などを検討しながら本格的な事業化を目指す。廃油回収で一歩先を行く京都市では、燃料として市内交通機関にも使用されるまでになっているという。
 この日午前11時から、バイオディーゼル燃料製造装置のキックオフが行われました。100%バイオよりも軽油との混合燃料が効率が良いとのこと。さっそくに装置から精製されたバイオを川井市長がゴミ収集車の燃料タンクに給油しました。
「天ぷら油を再利用した燃料で走っています!」
と大書したゴミ収集車が、玄関前のキッチンガーデンを取り巻くように集まった関係者の目の前を一巡して、市内へ出発していきました。

 

by iso129 | 2008-02-07 11:10 | 松戸あれこれ

<< 団地・憩いの場「いきいきサロン」 柏の葉 >>