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市立病院現地・勉強会   

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会派・政策グループ まつど未来の議員と市立病院管理者・院長・副院長との勉強会を行いました。前回は、「まつど民主」の勉強会を議会棟で行いましたが、この日は、4月1日から新発足した「政策グループ・まつど未来」として、松戸市立病院へ出かけました。

 全国の自治体病院の8割以上がが赤字経営のなか、松戸市立病院もご多分にもれません。平成の初めには、市の一般会計から28億円の繰り出し金がありましたが、最近は10億円までに経営努力がされましたが、18-19年度は、国の医療費診療報酬の削減があり、大幅赤字となりました。地域における3次救急医療体制を担って、小児救急医療については全国でも30院のひとつにランクされるだけの基礎を築いてきた。研修医にとって、魅力的な病院とまで、誇れるまでに努力を重ねてこられました。その成果もあって、小児科に関しては、医師不足の状況にはない。
 しかし、循環器科はじめ医師不足の現状は、厳しいものがある。一科あたり5-7人の医師がいないところには、補充したくても来てくれる医師がいない、という。3-4人だと、3日に一回は夜勤でそのまま日中の勤務という過酷なシフト体制で医療に当たらなければならないからだ。
救急部は32時間勤務が常態化とも。
 経営改革コアチームの活動が、毎週月曜日に開かれるようになって一年余り・・・。
職員と医療現場のオープンな展開に期待が集まる。副院長に女性を登用した効果も現れてくる日も・・。院内のモチベーションを上げることも大切です。市民・患者さんのための医療をめざして、地域にある医療機関を支援するのが市立病院の役割とも、強調されました。地域との連携のため、院長ら市立病院のトップが、今年も市内はじめ近郊にある300の医療機関を訪問活動されるそうです。
 市立病院立替問題が、不透明なままでいますが、病院現場からの生の意見を聴く大変意義のある、3時間に及ぶ勉強会でした。

by iso129 | 2008-04-21 13:59 | 松戸あれこれ

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